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自分好みの歯に!セラミック矯正の色の選び方をプロが徹底解説
セラミック矯正の色の選び方で自分好みの歯に仕上がるようにするには?人気色ランキングも併せて徹底解説いたします。
2024年11月12日

セラミック矯正の歯の色の選び方はどうやって決めたらいいの?
歯の色の美しさは、周囲の人に与える印象に大きく関係します。セラミック矯正は、目立たずに色や歯並びを改善できる治療法ですが、せっかくセラミック矯正をするなら、自分の歯にぴったりの色を選びたいですよね。
セラミック矯正の歯の色は天然の歯に近い色から真っ白なものまで、数多くの色を選ぶことができます。今回はご自身にあった色の選び方、自然な歯に近い透明感の出し方について、プロの視点から詳しく解説していきます。
色が与える印象とは?
セラミック矯正で選ぶ色は、見た目だけでなく、周囲の人に与える印象にも影響すると言われています。例えば、白く明るい色の歯は清潔感や若々しさを強調する一方、自然なトーンに近い色は穏やかで親しみやすい印象を与えます。このように、選ぶ色によってその人の雰囲気が変わることがあるので、セラミック矯正において色の選び方はとても重要になります。
そもそもどうやって色を選べばいいの?

セラミック歯の色を選ぶ際には、まずご自身の好みを優先しつつ、
①周りの歯に馴染む色を選ぶか
②真っ白にするのか
この方向性を決めることが基本になります。
次にセラミック矯正では、色選びの際に「シェード」と呼ばれる色見本を使います。このシェードを用いて、お客様と歯科医師が一緒に色を比較しながら、①②からより細かな色を決めていきます。
自然な歯のような透明感の出し方

そもそも天然の歯は、根本から中間、歯先にかけてグラデーションがかかっており、通常は根本の方が色が濃く、少し黄色みがかった色をしています。そこから歯先にかけて透明の層になっていきます。このような自然の歯に近い透明感をセラミックで再現することも可能です。
ただし、白ければ白いほどマットな仕上がりになり、陶器のお皿のようなイメージとなるため、艶はあるものの透明感とは異なる印象になります。真っ白な歯に透明感をつけようとすると、コントラストが強くなり、歯先が灰色っぽく見えてしまうことに注意しましょう。
色を選ぶ際には、白さを取るか透明感を取るかのバランスが大切です。どちらも取りたい場合は、ホワイトニングを頑張って天然の歯が白くなったくらいの色、すなわち模型の真ん中くらいの色がおすすめです。
湘南歯科グループのダイヤモンドオーダーセラミックでは歯科技工士と直接やりとりをして、自分の歯の色のバランスを見てもらいながら、色を配合して作り出すことができます。どこまで透明感をつけるのか、グラデーションのかけ方をどうするかまで自由自在です。特に少ない本数の方は作り物のような仕上がりにならず、周りの歯に馴染んだ自然な仕上がりにすることが可能です。
セラミック矯正2,500症例(※)・数万本のセラミック治療をしてきた前田医師が選ぶ人気色トップ3
人気色トップ3
湘南歯科統括院長として主にセラミック矯正を中心に行なってきた前田医師が選ぶ人気色をご紹介します。1位から3位は特に多くの方に選ばれている色ですので、ご自身がセラミック矯正をされる際にぜひ参考にしてみてください。
第3位 NW0

1番白い歯から数えて4つ目の色で、少し透明感を入れると、さらに綺麗で自然な印象になります。ホワイトニングした歯よりも白く、口元がパッと明るく映える色です。
「白さも透明感も妥協したくない!」という、限界の美しさを求める方におすすめです。透明感があることで、人工的な感じがせず、まるで天然の歯のように美しい仕上がりになります。
第2位 EW00

「真っ白な歯に憧れる!せっかくセラミック矯正をするなら、とことん白くしたい!」という方にぴったりの色です。
今回ご紹介しているセラミック歯の中で、最も白い色になります。海外セレブや芸能人のような、白い歯を手に入れたい方におすすめです。透明感がなくなりますが、印象は明るく華やかな印象になります。
第1位 OM1

第3位のNW0よりもさらに透明感が強く、みずみずしい印象を与える色です。
人工的な白さや不自然な光沢が苦手な方におすすめです。まるで生まれつき綺麗な歯だったかのように、自然に馴染む透明感が魅力です。
6~8本以上セラミック矯正をする場合、この色を選ぶと、より自然で美しい仕上がりになります。
番外編 B1

ホワイトニングをしてかなり白くなった歯の色という印象をもってもらえる色で、控えめで人にバレたくない人おすすめの色です。
どこまでセラミック矯正をするべき?

人間が笑ったときに見える歯の範囲は、個人の顔の構造や笑い方、笑顔の大きさによって異なりますが、一般的には前歯から数えて「犬歯(3番目)」やその隣の「小臼歯(4~5番目)」までが見えることが多いです。
詳しく説明すると
•自然な微笑みでは、前歯(1番目と2番目)が中心に見え、犬歯(3番目)までが見えるのが一般的です。
•大きな笑顔では、小臼歯(4番目、5番目)、場合によっては大臼歯(6番目)まで見えることがあります。
歯科治療や審美歯科では、特に犬歯(3番目)から小臼歯(4~5番目)までを「スマイルゾーン」として重要視することが多いです。見た目の美しさや色、形が整っていると、笑顔全体の印象が大きく向上します。
また、前歯(1番目と2番目)だけセラミック矯正をしたいと思っても、歯並びや口腔内の状態によっては他の歯もセラミック矯正をしなければいけない場合もあるため、自身だけで判断せず、歯科医師とよく相談することが重要です。
前歯(1番目と2番目)だけセラミック矯正にする場合

例えば前歯(1番目と2番目)をセラミック矯正する場合で他の天然歯との差を出したくないのであれば周りの歯と浮かない色にすることが一般的です。
もし周りの天然歯の色が黄色に近く、あまり白くない場合には、周りの歯をホワイトニングしてから、その白くなった状態に合わせてセラミックの色を決める方法も有効です。

真っ白な歯は避けたいけど、周りの人に「白い歯だ」と思われたい方には、赤く囲ったあたりのような色がおすすめです。ホワイトニングを頑張った結果、天然の歯が白くなった程度の自然な白さなためやりすぎた感じがなく、自然で透明感のある仕上りが希望の方に人気です。
スマイルゾーン全体をセラミック矯正にする場合

大きく笑った時に見える歯全体をセラミック矯正する場合は、天然歯より目立つ白い色を選んでも、周りの歯と不自然浮くなど気になることは少ないです。

芸能人やスポーツ選手のような真っ白な歯になりたいという方はEW 00やEWYのような色がおすすめです。特に、話したり笑ったりすると見える上の歯8本と下の歯8本の合計16本を治療する方が多いです。
セラミック矯正における白にも透明感のある白、マットな白などいろいろなパターンがあるため次で詳しく解説していきます。
セラミックの形でも印象が変わる

セラミック矯正では、歯の色だけでなく形も印象を左右する重要な要素です。例えば、少し丸みを帯びた形状は柔らかい印象を与え、一方でシャープな形状は知的で洗練されたイメージを演出します。このように、セラミック矯正では形状をデザインすることで、色と併せて理想の印象を作り出せます。
このように口元の印象は色だけでなく形でも変化するため、なりたい口元やどんな印象を与えたいかなど事前に歯科医師と相談しておくといいでしょう。
まとめ
セラミック矯正では、特に見た目の印象を左右する色選びがとても重要です。
シェードと呼ばれる色見本を用いて、歯科医師と相談しながら、ご自身に合った色や、なりたい色を適切に選びましょう。
湘南歯科クリニック新宿院では20代前半の方から50代・60代まで、年齢性別問わずその方に合うセラミック矯正を行っております。
審美歯科ならではの、提携の歯科技工士と密にやり取りを行い、幾く通りの色を作ることが可能なため、グループ全体で49,000件(2024年6月時点)以上ものセラミック矯正を行ってまいりました。
セラミック矯正の色でお悩みの方はぜひ一度湘南歯科クリニック 新宿院にお気軽にご相談ください。