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やらなきゃよかった!セラミック矯正の後悔例と後悔しないためのポイントを解説!

セラミック矯正で後悔しないために気をつけるべき点をご紹介します。

2024年11月21日

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セラミック矯正の後悔事例と後悔しないために知っておくべきこととは?理由も詳しく解説いたします!

セラミック矯正をしてから後悔した、失敗したという感想をSNSやネット上で多く見かけませんか?芸能人、インフルエンサーだけでなく一般の方々にも身近になったセラミック矯正。本記事ではよくあるセラミック矯正の後悔・失敗例だけでなくなぜ後悔していると言われるのか?その原因と後悔しないためのポイントも併せて解説していきます。

そもそもセラミッック矯正とは?

芸能人の話題などで一度は耳にしたことのある「セラミック矯正」。
そもそも「セラミック矯正」という医療用語は存在しません。
ではセラミック矯正とはなんなのか?簡単にいうと「セラミック治療」+「矯正治療」を合わせた造語になります。

詳しく説明すると、「セラミック矯正」は主に審美目的に特化し、歯並びや歯の形を短期間で改善するための治療法です。
歯を1回りから二回り削り、セラミック製の人工歯を被せることで、本来歯並びを整えるために必要なマウスピース矯正やワイヤー矯正を行わず、より短期間で歯並びを改善させ、尚且つ歯の色、形など見た目を整えることができるのが「セラミック矯正」です。

一方で「セラミック治療」は虫歯治療や欠けた歯の修復など、機能面の回復を主な目的とし、金属を使用せず耐久性にも審美性にも優れたセラミック素材を使用することで歯の機能と見た目を修復する治療になります。

簡単にいうと、セラミック矯正は「歯並びと見た目を総合的に整える治療」。セラミック治療は「歯の機能と見た目を修復する治療」ということになります。

セラミック矯正のメリット

セラミック矯正の最大のメリットは、短期間で理想の歯並びと白い歯を手に入れられることです。マウスピース矯正やワイヤー矯正などの矯正器具を使用する場合、軽度な歯並び改善で最短2~3ヶ月、重度の歯並び改善の場合、数年かかることもあります。
セラミック矯正の場合、仮歯であれば最短1日、治療自体も数週間〜3ヶ月で完了する場合がほとんどです。
また、セラミックは天然歯に近い色合いや透明感を持っており、複雑な色調を再現できる一方、天然歯では出せない白さを実現できます。理想とする歯の色・形の再現と短期間での歯並び矯正がメリットです。

セラミック矯正の後悔事例5選

ではなぜ「セラミック矯正を後悔している」「やめた方がいい」という声が聞かれるのでしょうか?
ここではよくあるセラミック矯正の後悔事例を5選抜紹介致します。

①歯を削ることによって神経治療や、再治療が必要になった

もともとの歯並びの度合いによって、削る量も変わっていきます。
ちょっとした隙間を埋める、少しの歯並びを改善させる程度であればほとんど歯を削らずセラミック矯正として治療が成り立つ場合も多いです。ただし重度の叢生(歯並びのガタつきが強い)場合はその分多く歯を削る必要や抜歯をする必要がでてきます。

では歯を削ることでどのようなデメリットがあるのでしょうか?
まず歯の中には神経が通っています。たくさんの歯を削らなければいけないということは、神経の回りの歯が薄くなるため、神経を取らないと後から痛みが出てしまったり、染みたりという症状が出てきます。一時的な痛みの場合もありますが、日常的に痛みが続く場合は神経治療が必要になることが多くなります。

歯の中に神経と一緒に血管も流れているため、神経治療を行うとその血管も同時に取る必要が出てきます。そうなると歯に栄養を送る部分が遮断され、神経治療した歯は、神経治療をしていない歯に比べると強度が弱くなり歯そのものが脆くなります。
日常生活を送る分にはそこまで大きな問題がない場合が多いですが、場合によって噛み合わせが悪い方、食いしばりが強い方、または転んで強い衝撃が加わった場合など、神経がある歯では起こらないような歯根破折(歯の根っこに日々が入る)を起こし、抜歯をし再治療の必要が出てくるなどリスクがあります。

こういったことが理由で神経を取ることはリスクである、歯の寿命を縮めると言われています。

②虫歯になった、歯の根っこが膿んでしまった

歯のガタつきが強い場合、歯を削る量が多くなり、神経治療が必要となる場合が多くなります。根っこの治療をすると場合によってはそこが感染を起こし、数ヶ月後、数年後に痛みが出たり、腫れや膿みなどの症状が出る場合があります。
その場合は再度根っこの治療が必要になるため、一度被せ物のセラミックを外すため、治療費や期間が再度かかるという点は注意が必要です。

③不自然な歯並びになる場合がある

歯のガタつきが強い場合、顎の大きさに対して歯の本数や歯の幅があっておらず、歯列からはみ出してしまっているためそこに無理やり歯を削り、セラミック(被せ物)を被せようとするとどうしても歯を1本ずつ小さくしなければなりません。歯を小さくしないと並べられないケースや左右差がある場合は、右と左の歯の幅が大幅にずれてしまい、強引に治療をしたような見え方になってしまう場合があります。そのため本来の歯がもっている黄金比や縦横の幅の大きさが著しくずれてしまうことがあります。

④治療後の見た目が思っていたものと違う

「前歯の数本をセラミックにしたら、残った他の歯との差が目立つ」「見える歯全てをセラミックにしたが色が白すぎる」「歯に丸みがなく角張ったブロックのような仕上がりで違和感がある」など、担当医師の選び方や、カウンセリングの質や医師とのコミュニケーションによって、自分のなりたかった仕上がりではないという失敗が起こる可能性があります。

⑤セラミックが破損した、欠けた

セラミックは技術の進歩により耐久性が向上していますが、それでも物質である以上、割れたり欠けたりする可能性を完全になくすことはできません。食事中に硬いものを噛んだり、顔面を強く打ったりすることで損傷するケースもあります。また、歯ぎしりや噛み合わせの偏りが原因で、セラミックに過剰な負担がかかることもあります。さらに、経年による微細な劣化が破損の原因となることもあります。

セラミック矯正で後悔しないようにするには?

ここまでセラミック矯正のメリット・デメリットを紹介してきました。人によってはデメリットの方が強いと感じる方もいるのでしょうか?ただ、こういったセラミック矯正の後悔が少なくなるよう事前のカウンセリングやメンテナンスをしっかりと行えば、メリットが活きることもあるのがセラミック矯正です。ではどのようにすればセラミック矯正で後悔を少なくできるのでしょうか?

①実績豊富な医師を選ぶ

セラミック矯正で後悔しないためには、施術を担当する歯科医師選びが何より大切です。セラミック矯正は、歯の削り方や形状、削る量によって痛みや膿みなどリスクが伴うため、非常に繊細な技術が必要となります。

また、土台の歯を削る技術だけでなく、お客様の要望をしっかりとヒヤリングし、実際に歯を作る歯科技工士との連帯や、セラミックの装着技術など、高度な専門知識と経験も必要となります。そのため、実績豊富な医師を選ぶことが、セラミック矯正で後悔しないために必ずチェックしておきたい項目となります。

症例数が多い歯科医師は、さまざまなケースに対応してきた経験があるため、お客様一人ひとりの状態に合わせた的確な治療が可能です。セラミック矯正のリスクや機能面をしっかりとお客様に共有し、尚且つリスクを減らせるセラミック矯正を行うことができる医師をしっかりと選びましょう。

また、セラミック矯正は見た目の改善が目的となるため、審美性もしっかりと追求できる歯科医師を選びましょう。事前のカウンセリングでは、具体的な治療計画やセラミックのデザインをしっかりヒヤリング、要望に沿った提案をしてもらえるかどうかを確認しましょう。
なりたい症例写真を持ち込むことはとても大事ですが、逆に『こういう仕上がりは嫌だ』という、なりたくないイメージも伝えておくことも見た目の後悔を減らすのには重要です。併せてセラミックになる前に仮歯の期間が必ずあるので、その段階で色味や形、噛み合わせなど改善してほしいところは全て歯科医師に伝えましょう。

実績豊富な歯科医師を選ぶ具体的なポイントは以下です。
・HP、SNS(Instagram、YouTubeなど)で症例を数多く公開し、セラミック矯正の情報発信しているか歯科医師かどうか
・HPやSNSでなりたい症例や自分に似た口元があるか確認する
・GoogleマップやSNSなどですでにセラミック矯正を行った人の口コミを参考にする

大切な歯だからこそ、信頼できる歯科医師を選び、安心してセラミック矯正を受けるのがなにより大切です。

②セラミックの素材選びに気を付ける

セラミックとひとくくりに言っても、「前歯に適した審美性の高い素材」「噛み締めることの多い奥歯に適した耐久性の高い素材」など種類によって特徴は様々です。適した素材を選ぶことで、破損や欠けが発生する可能性を減らすことができます。

歯ぎしりや食いしばりでもセラミックが摩耗することがあるため、自覚症状がある人はあらかじめ歯科医師に相談をし、どんな素材を選べばいいかしっかりと相談を行いましょう。
歯ぎしりや、食いしばりなどは就寝時に使用するマウスピースや、筋肉の緊張を緩和するボトックス注射などもセラミックへの負担を減らす有効な手段です。


③定期検診にきちんと通う

セラミック矯正はもたない、セラミック矯正の寿命は短いと言われる理由の1つが、セラミックの破損や欠けではなく、セラミックの土台となっている元の歯が虫歯になり治療のため、セラミックを外すことになるというものです。
歯磨きやデンタルフロスを使用したセルフケアと併せ、半年に1回のペースで定期検診に通うことで自分自身では取り除きづらい汚れを落とすことができます。
セラミック矯正を行った人は必ず定期的に歯医者へ通うようにし、虫歯ができないよう口腔内を綺麗に保つようにしましょう。

まとめ

セラミック矯正を後悔しないための3つのポイント

セラミック矯正を後悔しないための3つのポイント

今回はセラミック矯正の後悔例と後悔しないために知っておいてほしいことを紹介しました。
セラミック矯正は必ずしもしてはいけないということはありません。「事情があり短期間で歯並び、見た目を改善させたい」「歯列矯正などの器具の使用はしたくない」などお一人お一人状況は異なり、それと同じく口腔内の状態も違います。

①リスクをしっかりと把握すること
②実績豊富な医師を選ぶこと
③きちんとメンテナンスを行うこと

この3つをしっかりと確認すれば、セラミック矯正による後悔は大幅に減らすことができると言えます。

当院《湘南歯科クリニック新宿院》では、
審美性だけでなく健康面やリスクを重視したカウンセリングと検査を行っています。また自身もセラミック矯正をおこなっており、セルフケアまでしっかりとフォローできる【セラミック矯正2,500件以上の湘南歯科で唯一のセラミック専門ドクター】湘南歯科統括院長 前田純医師が所属しております。「口元に悩みがあるが、セラミック矯正をするのは不安」「他の治療も迷っている」「セラミック矯正をしたけど仕上がりに満足しておらずやり直したい」など、どんなお悩みでも、なんでもお気軽にご相談くださいませ^^

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