マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを使用して行う歯列矯正の一つです。近年広告などでよく見る安価な通院不要のマウスピース矯正とは、歯科医院に通院する必要がなく、自宅で手軽に矯正を進められるというものです。特に多忙な方や、金額重視の方、歯医者が苦手な方に人気です。

院不要ですが、マウスピース交換の日に自宅で口腔内の写真を撮ってLINEなどで送ることで計画通りに進めているかを確認しています。

通常のマウスピース矯正でかかる費用相場よりも安く歯列矯正できます。

LINEでのやり取りはありますが、通院不要なため、アンフィットなどを見つけられず治療計画通りに治らない可能性があります。

通院無し矯正は前歯のみの部分矯正が主流ですが、部分矯正では重度の難症例や奥歯の噛み合わせまでは改善できないケースが多いです。

リスクを理解した上で選ぶなら、通院なしのマウスピース矯正はアリだと思います。しかし、歯科医院の立場からは推奨はできません。矯正は歯科医師による継続的な調整が必要です。歯の動きは個人差があり、治療計画の通りにはどうしても行かないもの。無理な矯正は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

マウスピース矯正は、あくまで治療の方法であり、装置を使って歯列矯正治療を行うのは歯科医師です。そのため、実績と経験のある歯科医師を選ぶことが重要です。口コミや評判、HPや医師のSNS等から症例写真を参考にして選びましょう。信頼できる歯科医師を選ぶことが、最短・最速で理想の歯並びにする成功の鍵となります。

マウスピース矯正の中にも種類があり、その中の最大手のインビザライン社は、マウスピース矯正の中でも症例数が多いため、多くの人が選んでいます。通院不要のマウスピース矯正はインビザライン社ではなく他社のもので、インビザラインでの矯正を希望するなら通院は必須になります。ただし、従来のワイヤー矯正のように頻繁に通院するわけではなく、2ヶ月に1回程度の通院頻度になります。

医師に指示された装着時間をしっかりと守り、食後は歯磨きを行い、マウスピースを装着する時はチューイー等を噛み適切にフィットさせる。など、マウスピース矯正は日々の自己管理が最も大切です。
アンフィットが起こりマウスピースが正しく入らなくなると、再度治療計画を立て直し、1からマウスピースを再作製する必要があります。

通院不要のマウスピース矯正は、便利で魅力的な選択肢ですが、リスクを理解した上で利用することが重要です。信頼できる歯科医師の指導のもと、適切な診断と矯正計画を立てることで、安全に理想の歯並びを手に入れましょう。当院は大阪心斎橋まで通院は必要ですが、症例数が多く経験豊富な歯科医師が多数在籍しているため、安心してマウスピース矯正を受けることができます。カウンセリングは無料ですので是非一度お悩みをお聞かせくださいませ。