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もう怖くない!セラミック治療が不安なくできちゃう方法とは?
うとうとしたまま治療ができることで治療の痛み・不安を軽減しながらセラミック治療が楽にできる方法として「静脈内鎮静法」があります。
2023年11月2日

これでセラミック治療も怖くない!【静脈内鎮静法】で治療の不安も解消
歯科治療において、音や視覚がはっきりしているままずっと口を開けたまま、治療を行なうことは誰しも苦痛であり怖いと思いますよね。
今回は歯科治療での不安解消・痛み軽減を目的とした静脈内鎮静法を詳しくご説明いたします。
静脈内鎮静法

静脈内鎮静法とは、セラミック治療や虫歯治療における痛みや不安を軽減する効果がある鎮静剤を静脈内に投与する方法です。
普段の歯科治療でも部分的な局所麻酔を行ないますが、意識ははっきりとしているため、歯科治療中に視界が覆われ、何が起きているかわからない不安感に駆られることもあるでしょう。
静脈内鎮静法を行なうことで、怖くて出来なかった歯科治療も快適に過ごすことができ、口腔内を清潔に保つことが可能です。
当院では歯科麻酔科の専門医を呼び、皆様の歯科治療が安心・安全に行なえるよう全面的にサポートしています。
どんな人におすすめ?
歯科治療が怖い

局所麻酔(注射の麻酔)だけでお口の中を治療することに抵抗のある方、以前歯科治療をして痛みがありトラウマのある方は、治療をしなくても処置室のあの空間や他の人が治療している音ですら恐怖に感じることがあるでしょう。
嘔吐反射が起こりやすい
口に器具を入れると「おえっ」となりやすい方もいらっしゃいます。
歯科治療中は様々な器具が治療部位に応じて使用されるため、嘔吐反射があると思うように治療も進まず、さらに治療時間が延びてしまいます。
長時間口を開けるのがつらい

実は当院の治療は、一日で可能な限り治療を進めることから口を開けることが多く、口を開け続ける時間も長いです。
では実際に、口を大きく開けたまま、10~20秒程待ってみてください。
どうでしたか?
たったの20秒程度でも思いのほか顎が疲れたり、開けた口が段々閉じていきませんでしたか?
長く口を開け続けることは、普段の生活では滅多になく、相当な負荷がかかります。
顎関節症の方だと大きく口を開けることすら辛く感じるでしょう。
ストレスなく治療を受けたい
歯科治療には避けられないであろう歯科器具の音などが苦手な方や、上記のようなことが辛いと感じなくても
長時間の歯科治療を少しでもストレスを感じることなく過ごしたいと思う方もいらっしゃいます。
次の日も仕事が休めなかったら?大事な予定が控えているから?
せっかくの休みに疲れたままだと、次の日の予定どころか家に帰るだけで億劫になるかもしれません。
次の日に疲れを持ち越さないためにも、ストレスは少しでも軽減しておきたい方はぜひ静脈内鎮静法でストレスフリーな治療をおすすめします。
静脈内鎮静法で注意すべき点・できない人は?
特定のアレルギーや服用中の薬は要注意

特定のアレルギーや服用している薬によって、静脈内鎮静法と相性が良くないとされており、当院では安全上静脈内鎮静法をお受けできません。
アレルギーの一例
・キウイ、マンゴーなどの南国フルーツアレルギー
・大豆アレルギー
・卵アレルギー
服用中の薬
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・逆転写酵素阻害剤
・向精神薬の長期服用
その他の疾患
静脈内鎮静法をお受けになる際、寝たような感覚になるため、呼吸器や気管に関する疾患や不安がある場合はお受けできません。
その他詳しい注意事項は遠慮なくお問合せ、ご来院ください。
飲食などの制限がある

静脈内鎮静法を効果的かつ安全に行なうために、守っていただきたいルールの一つが食事の制限です。
健康診断を受けるときにあるような飲食の制限が設けられております。
飲食は6時間前、お水やお茶は2時間前、来院時間までに済ませていただきますようお願いいたします。
そのほか、治療が終わった日はゆっくりと過ごしていただくために、治療後の予定は開けておいていただき、ご自宅にてお休みください。
静脈内鎮静法を使用したセラミック治療方法
01
治療に臨む前に
「静脈内鎮静法で注意すべき点・できない人は?」の通り、治療の前から絶飲食の時間や交通手段の指定などがあります。
これには安全に治療を行う上で必要なことであり、もしも直前に食事をした場合、治療の日程をずらしていただく可能性があります。
治療前に注意事項をご説明いたしますので、お守りいただきますようお願いいたします。
02
問診

最初にその日の体調の確認を行ないます。
体調がすぐれない場合は、無理をせず遠慮なくお申し付けください。
またご不明点などございましたら、この時点でお聞かせください。
03
鎮静開始
歯科麻酔専門医が、体調を確認しながら徐々に投与を開始します。
うとうとしたような感覚になり、意識は少しずつぼーっとしていきます。
鎮静剤が効いたタイミングで本格的な治療が開始されます。
04
歯科治療中

特に口を長く開けるような治療中は、うとうとしたまま行なわれます。
常時鎮静剤を投与しているわけではなく、心電図などで体調を確認したり、投与した記録を行なっています。
体質によっては鎮静剤が効きづらい方もいらっしゃいますので、もしも途中でご不安なことがございましたら
いつでも教えてください。
05
終了
うとうとしたままの方は、覚醒を促します。
院内でしっかりお休みいただき、体調に問題なければその日のうちに帰宅いただきます。
もしも体調がすぐれない場合は、我慢せずお近くのスタッフにお声がけください。
たとえ治療中うとうとしていても、体は口の中の変化に敏感に反応するものです。
ぜひ治療当日はゆっくりお休みください。
静脈内鎮静法で快適な治療時間を手に入れよう

いかがでしたか?
今までは怖いと近づこうともしなかった歯医者が、静脈内鎮静法があるならと足を運ぶようになった方もいらっしゃいます。
少しでも歯科治療=苦痛、怖いを払拭するため、私たち湘南歯科クリニック池袋院は最大限のサポートを行ないます。
虫歯治療をしたいけど抵抗があった方や不安に感じていた方はぜひ湘南歯科クリニック池袋院へ足を運んでみてください。