SPECIAL特集記事
保険診療の歯はもう遅い?セラミックで口元美人へ
保険診療と自由診療のセラミック、何が違うの?
2025年2月5日

被せ物は種類がたくさん!保険診療と自由診療の違いでもセラミックを選ぼう
今ではよく聞くセラミック治療ですが、以前は保険診療で金属の入った被せ物や銀でできた奥歯が当たり前の時代でした。
同年代の知人から見える大きく笑った時の奥の銀歯、歯茎の黒ずんだ前歯や色の合ってない被せ物に、「ああ、自分だけじゃないんだ」と安心感を覚えませんか?
どの性別・年代も美容に力を入れている現代社会。
同じような歯で安心しきっていると、いつの間にか知人の歯も綺麗になっていて、なんだか若返った気がする!
気づけば「あれ?私だけ?」と遅れてしまうかも…?
セラミックって何?

セラミックとは、陶器と同じような素材で出来ており、金属を使用しない被せ物のことをいいます。
お茶碗などは陶器の代表。つるつるとした触り心地で綺麗なイメージがありますよね。
以前は、虫歯になったところを削り、樹脂や銀でできた詰め物や、銀を使用した被せ物で歯を補う治療が一般的でした。
今、美容医療などでセラミック治療も広く知られることとなり、「芸能人などの著名人だけがする治療」ではなく、
銀歯のやり替えなどの審美目的・歯並びを改善するために、矯正目的でセラミック治療をする方も多く見られるようになりました。
自費診療では、純度100%の綺麗な素材が被せ物として使用できます。
自費診療?保険診療?
具体的なことはよくわからない方へ、大まかな違いなどをこの後詳しくご説明します。
これを読めば同年代の友人よりも若々しく見られるかも?
湘南歯科クリニックが取り扱うセラミック
保険診療の歯との違い

前述した通り、セラミックは高額な自費診療ですが、よく知られる銀歯や、近年新しく保険適用となったハイブリッドセラミックと違い、見た目の改善だけでなく将来的な再治療のリスクが抑えられます。
銀歯を長期的に使用するリスク

例えば銀を使用した被せ物の場合、見た目の問題だけでなく
金属の成分が溶け出し
・歯茎を黒く染める
・金属アレルギーを発症するリスクが高まる
・肩こり、頭痛など体に不調が出る
などが起こり得ます。
セラミックにすると銀歯で起こり得る上記のリスクを改善・回避することができるため
見た目で決めるだけでなく、長期的に過ごすことも含めて被せ物の材質を決めると良いでしょう。
ですが、銀歯の強度は金属というだけあって、薄い被せ物でもしっかりした耐久力があります。そのため、土台となる自分の歯を削る量はセラミックよりも少なくなるのです。
被せ物に限らず、どんな物事もメリットデメリットは付きもの。しっかりと見定めて、自分に合った被せ物を選ぶのが良いでしょう。
新しく参入したハイブリッドセラミック

最近、新しく保険診療に参入した「ハイブリッドセラミック」
樹脂とセラミックが混ざり合った材質で出来ています。金属を使用していないため、従来の銀歯よりも格段に見栄えの良い被せ物を入れることが可能になりました。
これにより、保険診療でありながら審美的な面での悩みを改善することができるようになったと言えるでしょう。
ただし、ハイブリッドであることの落とし穴があり、純度100%のセラミックや銀歯などに比べて、以下のようなデメリットがあります。
・違う材質が混ざり合っているため、耐久力は劣る
・経年とともに被せ物が変色していく
・何度も作り変える必要がある
また、一定条件を満たさないと保険診療の価格にならないため、ハイブリッドセラミックを前向きに検討する方はぜひ取り扱いのある歯科などを事前に調べることをおすすめします。
自費診療のセラミックは保険診療に参入できないの?

保険診療とは、あくまでも「健康のため虫歯を改善する、必要最低限の治療」という意味合いです。
保険診療の基準とは見た目の美しさ、長期的に見た機能面を考慮していないため、セラミックの保険診療参入が現時点で叶わず、銀歯が主流になったのです。
治療時間や期間も段違い!?

保険診療や自費診療、治療時間や期間は同じだと思っていませんか?
実は自費診療を専門としている歯科医院は、一日でできる治療をすべて行うため、保険診療の歯科医院よりも治療期間は格段に短くなります。
保険診療で1年以上かかる治療も、自費診療ならば2ヵ月程度で終わるかもしれません。
忙しくて細かな治療の時間を確保することができない方や、一気に治療したい方、
大事な予定があって急いで治療を終わらせたい方はぜひ自費診療も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
実際に当院ではこのような方が治療を受けに来てくださっています。
・娘・息子の結婚式が控えており、銀歯や前歯の保険の被せ物のやり替え
・同窓会に参加するため、同級生に綺麗に見られたい
・子育て中で時間に余裕がなく、家族が見てくれる日にまとめて治療したい
やっぱり白は清潔感の証

清潔感のある色といえばやはり白を思い浮かべることが一番多いですよね。
白い服に汚れがついていると見栄えが悪く気も滅入るし、その日のテンションも下がってしまったことありませんか?
歯も同じように、綺麗な服を着ておしゃれしていても、一番目立つ歯が黄色いと清潔感に説得力がなくなってしまいます。
実際に、笑顔になったとき、相手が一番長く目線が留まるのは口元であり、歯の色が暗い、黄色いと、明るい色に比べてネガティブな印象をもつという調査結果がでています。(※1)
ホワイトニングではどうしても後戻りを懸念してしまい、継続的なケアが必要となりますが、セラミックは色が変色することなく、白いままで過ごすことができます。
セラミックは日々のブラッシングをしっかり行い、定期的に歯科医院でクリーニングなどのメンテナンスをするだけ。
普段通りに生活していても被せ物に変色がないため、結果的にホワイトニングよりも安く抑えられるかもしれません。
歯が白いと5歳は若返って見えると言われており、歯並びを整える、被せ物を変えるだけでなく、エイジング対策としてもセラミックは有効であると考えられます。
いくつになっても若く見られたい!

自費診療は保険診療と違い、金額が自由に設定できるため
取り扱うクリニック、歯科医院によって金額に大きな差が出ます。
今後も毎日鏡で見て、食事をする歯だからこそ。
妥協せずに、なによりも確かな実績と材質、料金、そしてなりたい未来の自分と照らし合わせてご自身に合った最適な被せ物を見つけてみてください。
肌だけでなく歯にも気を遣って、いくつになっても友人と食事に行くのが楽しみになるような自然な歯で、より明るい毎日を過ごしましょう。
(※1)参照
牛窪李紗 鳥井克典 糸田理沙 山本真由 田中順子 柏木宏介
「女性の笑顔における歯冠色の違いが 歯学部学生の印象に及ぼす影響 」(2022年)